フォース・フォロスはなぜ魅力的なのか
- 2013/05/10
- 17:13

キャラ語りとかカップリング語りとかする予定でブログを開設したのですが、忙しすぎて何を語りたかったのか大体忘れました。
なので、今回はフォース・フォロスの魅力について語ろうかと思います。
ルシフェルだった過去を持つ、という時点ですでに反則級な感じもしますが、フォースって、神を除けばセタ世界の中で唯一の生き残りなんですよね。
ミカエルもイーノックも、グリゴリたちも戦死して、ただ独り取り残された状態。
リュタ世界ではみんな転生しているようですが、ミカエルを見れば「これじゃない」感が半端ないことはわかります。
同じだけど、同じじゃない。
しかも、フォースはセタ世界や己の堕天に関する記憶を神のせいで曖昧にされ、どこまで何を覚えているのかも不明。
それは不安定にもなります。
そんな中で唯一の心の支えがイゾメロンだったのでしょう。
神に見捨てられた絶望の中、それでもイゾメロンの身を案じていた彼が、ついに全てを放り出して彼女の危機を救うために地獄を飛び出し、必死の捜索の結果、翼を失ってしまう。
しかも追い打ちをかけるように、ミカエルが何か影で色々やってますし。
AMONを読む限りでは、ミカエルはフォースに成り代わってイゾメロンの彼氏の座について彼女の「最愛のひと」となり、彼女とデートしたりジョンとの関係を推したりと、もうやりたい放題です。
フォースを古代ギリシャに飛ばしたのも、おそらくはミカエルでしょう。
最近の記事を見ると、アダモを差し向けて追撃とかもやってるんでしたかね?
でも、ここまで徹底的にミカエルがフォースを攻撃するのは神が彼らが兄弟だという記憶を奪っているからだとか。
どこまでフォースをいたぶる気だって感じですね。
まあ、フォースの扱いに関する最大最悪のいじめは「出番がない」ってことですけど。
フォース自体は原作ではギデオンにちょっと出ただけで台詞もなく、未だにどこで何をやっているのか謎に包まれています。
ただひとつわかるのは、絶望的な状況にいながらも屈することなく前に進んでいるということだけ。
何かもうそれだけでかっこいいですよ、フォースは。
アスタロトたちにはものすごい迷惑かけてますけどね。それでも部下たちも忠誠心を失わないのがいい。
そんな周囲の状況とか、イゾメロンに対する一途さとか、逆境に屈しない強さとか、
そういうところが自分にとってはたまらないものがあります。
原作小説を見ると、神にとっては実はフォースは信頼できる親友なんですよね。
そのへんの、全ての誤解や矛盾が解消されて逆転ホームランで彼が幸せになる展開を、私は神話構想に期待しています。
もうヘブンリーとネザリアンの小競り合いなんかどうでもいいからそっちをやれとすら思っています。
これは一人のキャラのみを偏愛するあまりの痛い戯言だという自覚はありますが。
それはさておき。
ネタ漫画です。小説の第2話で、レミエルが魔王デビルに関する資料を読む場面があるのですが、その資料に「ノーパンである」とか書く予定でいました(笑)。
まあ実際は、小説の雰囲気がシリアスっぽかったのでギャグを挟む余地がなく、ばっさりカットしましたけど。
レミエルは相手が魔王でもずけずけと物を言いそうです。
ルシフェルは同僚や格下からのタメ口に慣れていそうなので、「若いな」とか思いつつもあまり気にしなさそう。
行方不明の恋人を探しているという共通点がある二人なので、気が合うんじゃないかと思います。
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